職務経歴書
English | 日本語 |
基本情報
項目名 | 内容 |
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名前 | 木村 優斗 |
生年月 | 1994 年 9 月 |
居住地 | 東京都 |
最終学歴 | 東京電機大学大学院 理工学研究科 |
媒体 | リンク |
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Blog | biosugar0.com |
Zenn | biosugar0.com |
@biosugar0 | |
biosugar0@gmail.com |
学歴・職歴
年月 | 内容 |
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2019.03 | 東京電機大学大学院 理工学研究科 生命理工学専攻 修士課程 修了 |
2019.04 | 都内スタートアップ企業 バックエンドエンジニアとして入社 |
2019.06 | 都内スタートアップ企業 退社 |
2019.07 | 株式会社スマートショッピング バックエンドエンジニアとして入社 |
2021.11 | 株式会社スマートショッピング SRE 部に異動 |
学位
- 修士(工学)、情報分子生物学専攻
経験領域
エンジニアリング
- バックエンド API 開発
- マイクロサービス開発
- ドメイン駆動開発
- Infrastructure as Code (Terraform)
- クラウドインフラ構築 (AWS)
- Kubernetes (EKS) 構築、運用
- Site Reliability Engineering (SRE)
- LLM を活用したアプリケーション開発
その他
- SRE チーム立ち上げ
- 開発組織の DevOps 推進、開発者体験の向上
スキル
プログラム言語
言語 | 経験年数 |
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Go | 5 年 |
Bash | 6 年 |
Python | 2 年 |
TypeScript | 1 年 |
その他利用経験
名前 | 経験年数 |
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Kubernetes | 4 年 |
Docker | 4 年 |
Terraform | 3 年 |
GitHub Actions | 2 年 |
Datadog | 3 年 |
Vim | 7 年 |
職務経歴
都内スタートアップ企業 (2018.08 - 2018.10, 2019.04 - 2019.06)
バックエンドエンジニア
- パブリッククラウド環境構築・運用自動化プラットフォームのバックエンド開発
- GCP のインフラ環境構築を支援する機能の開発
- マイクロサービス群が使用する RBAC サービスの開発
- ブラウザベースの SSH セッションマネージャの開発
株式会社スマートショッピング (2019.07 - 現在)
バックエンドエンジニア(2019.07 - 2021.11)
- 自社在庫管理 SaaS のフルリプレイス
- EC2 から EKS への移行
- マイクロサービス開発
- コンテナ化
- GitHub Actions を用いた GitOps 構築
- Terraform 化
- 発注機能の拡張、医療機関向け発注方法の追加、パラメーターの一括変更機能開発
- サービスヘルススコア基盤の構築
- Go 製アプリケーションの自動テスト整備
SRE(2021.11 - 現在)
- SRE チームの再立ち上げ
- SRE の役割、ミッションの明文化
- プロダクト開発チームとの連携方法の策定
- SRE ロードマップの作成
- トイルの計測と可視化
- CI/CD の整備、トイル削減、詳細設計ドキュメントの標準化
- インフラ変更のセルフサービス化
- AWS コスト最適化: メモリリークの修正、Datadog によるリソース調整、EBS の gp3 への移行
- 開発生産性向上を主導し、Findy Team+ Award 2023 を受賞
- プルリクエストの細分化のための GitHub Actions 開発
- GitHub Flow へのブランチ戦略の変更とデプロイフローの簡略化、自動化
- 課題発見と改善のための定例会のファシリテーション
- 可観測性の強化: 構造化ログ導入、共通パッケージ開発
- GitHub Copilot for Business 導入、OpenAI の組織アカウント整備
- k8s ミドルウェアの GitOps 管理、社内 LLM Slack Bot 開発
- Node Local DNS Cache の導入、サーバーリソースの最適化
- 新規マイクロサービスデプロイ設定のコード化
- Datadog の監視設定の terraform 化
- EKS アップデートの簡略化
- Google Drive と連携する LLM による議事録自動生成システムの開発
プロジェクト事例
1. EKS 基盤の運用性とセキュリティー強化
- プロジェクト概要: EKS 基盤の運用性とセキュリティを強化し、開発者の利便性向上とシステム全体のセキュリティリスク低減を実現。
- 役割: 企画、実装、運用の全工程を担当。
- 成果: EKS Pod Identity の導入で権限管理の精緻化。external secret operator の導入で機密情報管理の効率化とセキュリティ強化。
2. AI 議事録システムの開発
- プロジェクト概要: Google Drive にアップロードされた動画・音声ファイルから議事録を自動生成し、Slack Bot を通じて検索・共有できるシステムを開発。
- 役割: 企画、実装、運用の全工程を担当。
- 成果: 社員の業務負荷削減と生産性向上。生成した議事録の検索機能を LLM SlackBot に統合。
3. インフラコスト削減
- プロジェクト概要: インフラコストの増加を抑制し、コスト削減を実現。
- 役割: 企画から実行までを単独で担当。
- 成果: メモリリークの修正、リソース設定の最適化、EBS の gp3 への移行などで AWS コストを月 15%削減。
4. EKS の更新容易性向上
- プロジェクト概要: EKS のアップデートプロセスを効率化し、作業負荷を軽減。
- 役割: 企画、実装、テスト、デプロイメントの全工程を担当。
- 成果: 半年に一度の大規模アップデートを都度の細かいアップデートに改善。
5. 構造化ログの導入
- プロジェクト概要: Go 言語でのアプリケーションログを JSON 形式に変更し、コンテキスト情報を統合。
- 役割: 企画、設計、開発の全工程を担当。
- 成果: Datadog によるログの自動パースと可視性向上、詳細な調査情報の収集が可能に。
6. OpenAI API を用いた社内用 Slack Bot の開発
- プロジェクト概要: 社内生産性向上を目的に、ChatGPT API を組み込んだ Slack Bot を開発。
- 役割: 企画、インフラ構築、アプリケーション実装からデプロイまでを担当。
- 成果: 社員全員が LLM を容易に利用できる環境を提供し、多様なシナリオでの活用を実現。
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- エンジニア全体の開発生産性向上
- プロジェクト概要: DevOps 推進によりエンジニアの生産性向上と four keys の指標改善を目指し、Findy Team+ Award 2023 を受賞。
- 役割: プロジェクトリーダーとして、定例ファシリテーション、ルール策定、サイクルタイム短縮の仕組みを実装。
- 成果: コミットからデプロイまでのサイクルタイムを平均 10 日から 1 日に短縮。
8. インフラ変更のセルフサービス化
- プロジェクト概要: 開発チームが自立してインフラ変更を行えるように、Terraform と GitHub Actions を用いたセルフサービス化を実施。
- 役割: 企画、実装、運用の全工程を担当。
- 成果: プルリクエストによるインフラ変更プロセスの自動化で開発スピード向上と SRE チームの負担軽減。
9. SRE チームの再立ち上げ
- プロジェクト概要: SRE チームを Site Reliability Engineering の実践に専念させ、プロダクトの信頼性向上を図る。
- 役割: SRE チームの再立ち上げを主導。
- 成果: 明確なミッション、ビジョン、バリューを再定義し、能動的かつ自律的なチームへ転換。
自己 PR
私はエンジニアとして新しいものを作ることが好きですが、その本質は運用にあると考えています。大企業だけでなく、中小規模の組織においても、SRE やプラットフォームエンジニアリングにフォーカスすることで、開発スピードと安定性を両立させ、ビジネスを加速できると信じています。
特に、人々の生活を便利にしたり、非効率な業務を改善したりするようなサービスを提供する事業に惹かれています。そうした事業をソフトウェアエンジニアとして加速させることで人類の可能性を最大化し、ワクワクするような未来を実現することが私の目標です。
現職では、バックエンド実装も把握している SRE として、インフラからサーバーのチューニング、開発体験の向上、組織の生産性向上まで幅広く活動しています。
得意なこと
- バックエンド・インフラに関わる開発業務
- Infrastructure as Code
- 運用の自動化
得意でないこと
- フロントエンド
- ネイティブモバイルアプリケーションの実装・開発
業務に関する希望
働き方
- フルリモート勤務が可能
業務内容
- バックエンド開発
- SRE 業務 (サイトの信頼性向上、自動化の推進など)
- インフラ構築・運用
- 生成 AI など新しい技術の活用と実践
重視する点
- ドキュメント化と非同期コミュニケーションを重視する企業文化
- 開発スピードと安定性の両立を目指す姿勢
- 人々の生活を便利にするようなサービス開発への貢献
- 最新の技術動向を追求し、積極的に取り入れる姿勢
副業する場合の希望契約形態
- 準委任契約
受賞
2021 年 MVP 受賞 | 株式会社スマートショッピング
2021 年最も輝いた従業員に送られる MVP を受賞。
評価事項:
- 開発環境の改善への高いモチベーションとオーナーシップ
- 顧客や運用上の課題に積極的に対応
- 理想的な SRE チームの構築、課題解決の提案と実行
執筆
- Kubernetes クラスターと同期する、マイクロサービスのためのローカル開発環境
- AWS Lambda with Container Image で Playwright を動かす
- Salesforce の Bulk API を Go から叩く
- バックエンドエンジニアから SRE に転向しました
- トイルの計測とトラッキングを始めました
- Telepresence2 へ移行するためにやったこと
- SRE チームの再立ち上げとミッション、ビジョン、バリューを作った話
- SRE チームは DevOps に向き合い、開発を加速させる